第7回メジカラサロン報告

日時:2019年8月24日 13時30分から15時30分(終了16時30分   

場所:千葉市社会福祉協議会 中央区事務所・中央区ボランティアセンター 活動室1

〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央4丁目5−1

  Qiball きぼーる15階   

アクセス:http://www.chiba-shakyo.jp/chuo/access/                     

参加者:17人 視覚障害者:3人+家族1人、体験希望サポーター:4人、

講師3人、講師助手1人、スタッフ:5人

天候:曇りのち晴れ(昼間は酷暑、朝夕は若干供和らぐ) 

各参加者に水分補給を促した。

集合状況:3組 中央三丁目バス停から誘導1人)

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プログラムの概要報告                                                   

  • オリエンテーション・自己紹介:全体進行:奥山

(1)趣旨説明 メジカラサロンの開催趣旨とこれまでの様子、今後の開催案内

   (チラシ配布、特に10月20日(日)一周年記念拡大サロンのご案内)奥山5分

※ メジカラネットでは視覚障がい者の誘導の仕方(千葉市観光課「街中ボランティア養成講座」に協力してガイドマニュアル簡易版を作成し、ガイドブックとして配布などを検討。

紙の資料の重要性は「送る手紙」のように重要。前回の動画を含めて、コミュニケーションを高めるテーマ。

本日のテーマ:手紙を贈ろう!ミニ後援会:送る手紙の会 代表 青木多香子様

(2)参加者自己紹介 各自のPCや携帯・スマホなどの仕様経歴と関心事項。

・4回目参加、iPhoneを使いだしていたが、毎回、多くの問題解決と新たな情報と体験が楽しみ。

・3回目の参加。ガラホからスマホに買い替え。サポート協力したい。

・3回目の参加。PCは使っているが、ガラケイで、スマホに替えるときの参考にしたい。

・今回初めて参加。自分自身はガラケイ、最近米国から帰国。体験してみたい。ご主人はアメリカ人で日本語があまりうまくない、最近iPhoneを購入。

・点訳ボランティア勉強中。活動の話を聞いて周りの方にも紹介したく参加した。

・自分の活動地域で体験希望者がいる。様子を障がい者の方などにお伝えしたい。

・講師の先生の講座に参加したことがある。障がい者のツアーガイドをしており、iPhoneの活用方法など勉強したい。

 ※今回は、ITと違う観点の講師の方とのコラボを試みた。ITの活用からは、WordのUDデジタル教科書体という見やすい書体(教科書にも採用)でスタイルを提案する。

2 ミニ後援会

贈る手紙の5つのポイントなど、モニターでの説明+実物の感触など実物を参加者が触って確かめつつ進行。質問コーナーでは活発な質問と解説がされた。視覚が弱くなると紙の質感やシール、ハリエなどが記憶に残る点など。

IT講師からはOCRのアプリを使って読み上げしやすいスタイルの提案もされた。

3 基本操作方法と注目製品・アプリなどの紹介

① 米井講師による「Envision AI」説明、実際の実演。前回紹介した「Seeing AI」よりも速度、確実性があり扱いやすい点も紹介。無償利用と設定の流れも紹介。要望があれば後半の個別相談で対応。

4.休憩ストレッチ体操とお茶・・・15時に中締め

 今月の紅茶の配布と紹介:芦北春紅茶(あしきたはるこうちゃ)

完全和製紅茶で、紅茶を作るために地盤改良を行い、肥料なども与えずに日本茶とは異なる製法で育てたお茶の木からとった茶葉を紅茶にしたものです。

 芦北春紅茶は、熊本県南部で栽培され、最初に清らかな香りが広がり、後にミネラル感のある甘みが余韻として楽しめる紅茶です。 

5.個別相談

・早速、アプリのダウンロードを希望する方が何人かいて、講師が対応に当たった。

・初めての体験希望者には参加者の習得した方もボランティアスタッフとして対応。

※ それぞれのコーナーで触って試して活発な質問と熱心な説明が行われていた。

★注目サービス続き

DNP大日本印刷提供「May ii(メイアイ)アプリを紹介。支援を希望する人とサポートを行おうとする人のマッチングサイト。市ヶ谷、北九州の天神、渋谷、錦糸町などエリア拡大中。奥山とボランティアスタッフの方で渋谷と錦糸町で実証に行った報告。学校、会社など組織単位で参加賛同者が増えていくよう、メジカラネットも協力していきたい旨を主催者プロジェクトリーダーともお話しした。

6.関連イベントなどご案内

 ・第8回メジカラサロン:9月28日(第4土曜、キボール15階)

 ・第9回メジカラサロン メジカラネット設立一周年記念 メジカラサロン拡大版inエコメッセちば:10月20日(日)10時から16時:詳細はHP参照。

□感想と今後の希望

・体験できてよかった。是非また来たい。

・ガイドとして活用していきたい。

・紹介のあったアプリは誰でも便利な機能でもあり、視覚の弱った方には特に便利となることが分かった。紹介したい。

・マニュアル作りなど協力していきたい。

・操作がわからなかった点が解決。

・音声でこんなに使いこなしているのか、視覚障がい害のある人や周りの方に参加を勧めたい。

・皆様のご協力で、サロンは楽しんでいただけるところとしていただきたい。参加者がいろいろな形でサポートに関わっていただき感謝します。

※千葉市が進める、「まちなかボランティア」養成講座にて、視覚障がい者の誘導の仕方講座のマニュアル作成、テキスト、ビデオ、実演などメジカラネットが協力していく実施することとなりました。:8月17日、中央公園 親子3代祭り 前夜祭 案内実技してイベントに参加して協力。

市民活動支援センターからの依頼:4月27日 マニュアルVer1と実演、7月20日 Ver2と実演 座学 5月5日中央公園イベント 実技)       

※今後 11月16、17日のボランティア募集交流イベントでもマニュアル配布他を実施予定。特に、10/20は、実践イベントですので、サポーター、視覚障がい者の参加者の声掛け、参加登録のご協力をお願いします。

支援いただいた方々に感謝申し上げます。以上