新宿小学校体験会

新宿小学校体験会 2023/10/24(火) 9時15分~ 
  出席者 5年生児童約200名及び教職員、メジカラネット4名(うち視覚障害者
1名)
  メジカラネット作成の小冊子「手助けしてみよう」、パンフ/マイハザードマップ
つくってみよう、チラシを配布
  司会、山本 

1,防災
 生徒に非常食、防災用品にはどのようなものがありますか? 生徒に手を挙げて発表
してもらいました。
   非常食 → 缶詰、カップ麺、乾パン、ビスケット、クラッカー、等々。
    ~ローリングストックしておきましょう。
   防災シート →  体温を守る、雨、風、の時に使える。カシャカシャ音が出る
ので他の人に知らせることも出来る。
   光 → 懐中電灯。
   手袋 → 皮が良い。瓦礫の時に、安全に使える。

2、ハザードマップ
   自分のハザードマップを作る。(メジカラネット作成の「つくってみよう」配布

    マンホールは、蓋が外れることもある。
    道が狭い、ブロック塀、危険性がある所。

3,水が必要 (5リットル) 一人2リットル使う。
   給水所から運ぶときが大変なので、キャスター付きのスーツケース等を使うと便
利。

4、近くに困っている人がいたら助ける。
   障害者は人によって異なる。内臓が悪い人、足が悪い人、見え方が悪い人、等。

  視覚障害者の話
   私は、最初、白杖の売っている所がどこか分からなかったのです。恥ずかしいと
思ってもいました。白杖ではない杖を使っていました。
   白杖は、視覚障害者の目印になります。
   視覚障害者には、いきなり触らない。ビックリします。
   声掛けし 一緒に行きましょうか、何をしたらよいでしょうか、お手伝いしまし
ょうか、等、挨拶をします。
   後ろから押されると方向が分からなくなってしまう。
   階段は、足元に注意します。

5、点字を読む  生徒達に点字が打ってある用紙を配り、視覚障害者は点字で文章を
読む事を伝えました。
   点字が打ってある用品例
     シャンプー(花王) 触るとデコボコがあるのでシャンプーだと分かります

     牛乳 注ぎ口にくぼみがある製品があるので、買うときに分かります。
     醤油さし 1回プッシュすると1滴出るのでこぼさないで済みます。

   その他福祉用品を使って、デイジー図書、週刊朝日、CDで本を楽しむ事ができま
す。

6、盲導犬 視覚障害者とコミュニケーションをとりながら、移動をしている。ハーネ
スをつけているときは、声掛けしない、触らない。等。
    千葉市ミラマーレの近くに、盲導犬用のトイレがある。声掛けして、情報を伝
える。

7,視覚障害者へ声をかけるときの留意点(視覚障害者の体験も踏まえて)
   大丈夫ですかと言われると、ハイ、大丈夫ですとなり。
   お手伝いしましょうか、と言われると、お願いします。
     となる傾向ある。(声かけの表現一つで、助けを求めやすくなることがある
。)
  声掛けは、正面からすると良い。
  移動は、行きます。止まります。曲がります。階段は、上り、下り、最後に終わり
です。狭い所です。等々。

8、視覚障害者とガイドヘルパーが、手引きの仕方を実技し、その後生徒が二人一組で
視覚障害者役とガイドヘルパー役になり、一人がアイマスクをして、白杖を持ち、もう
一人がガイドヘルパー役で情報の伝え方と移動の体験学習を行いました。
 会場に障害物を置き、椅子、机、が近くにあることの情報提供を視覚障害者役に伝え
障害物を回避し安全な移動の体験学習。
 狭い所の通過、椅子に座る誘導の体験学習。
 情報の入れ方、安全な誘導、無駄な動きをしない誘導、自然な動きの誘導、合理的な
動きの誘導、回避の誘導、で、生徒の皆さんへの体験学習を終えました。

以上