第5回メジカラサロン報告

第5回 メジカラサロン 報告
日時:2019年6月22日 13時30分から15時30分(終了16時30分)   
場所:千葉市社会福祉協議会 中央区事務所・中央区ボランティアセンター 活動室1
〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央4丁目5?1
  Qiball きぼーる15階   アクセス:http://www.chiba-shakyo.jp/chuo/access/                     

参加者:12人 –以下 敬称略–
  視覚障がい者:2名
  ガイド   :1名
  体験希望サポーター:3名
  講師    :米井、岡根
  スタッフ参加者:奥山、森尻、佐藤、山田
天候:雨 時々曇(房総南ほど強い雨) 
集合状況:3組 千葉駅・⑦番バス停から中央三丁目下車(千葉駅から誘導1人)

プログラムの概要報告                                                   
1. オリエンテーション・自己紹介:全体進行:奥山(iPad保有)
(1)趣旨説明 メジカラサロンの開催趣旨と過去4回の様子、連続定期開催 奥山5分
(2)参加者自己紹介 各自のPCや携帯・スマホなどの仕様経歴と関心事項を。
・1回目から参加、iphoneが使いたいが使えるようになるか自信がない。
・iphone7を購入したが、疑問やできなかったことがここにきてどんどん解決している。
・初めての参加者3名はサポーター希望者でスマホやiPhone6sを使用。乗換案内などを使いこなせるようになりたい、どのように使っているのか知りたい、など。
・その他、講師、スタッフの仕事、パソコンや携帯、スマホの利用状況を含んだ自己紹介(ガラ携4、iphone5、スマホとガラ携を両方持つ人もいる。25分
2. 米井講師による説明と体験
(1) 音声だけで電話をかける・取る・ショートメッセージを送る。
・フェイスタイム/オーディオを音声にて電話帳登録の相手に電話。
・参加者の体験時間とし、できる人が教える側となって交流。各自課題別に分かれて実施。
※スカイプ、LINEに相当し、電話帳を以下にうまく作るかも重要。
※携帯からPC下のデータ転送を含む。

(2) 便利なアプリ紹介
■Seeing AI:マイクロソフトが提供する視覚障がい者の支援ツール。
道具箱のようなアプリだが、日本語化はこれからという課題が残る。
7つの項目紹介:
?ショートテキスト:画面に映った文字を読む
②ドキュメント:テキストOCR機能
※名刺は縦書きも含め読める。撮影時の画面への誘導ガイドあり
③プロダクト:バーコードリーダー
※日本の企画に未対応
?パーソン:人の顔認識
※撮影時に年齢性別を言う
?カレンシー:
⑥カラープレビュー:衣服の色調べ等
⑦シーンプレビュー:人や物がどのような状況で写っているかしゃべる。
例:テーブルを囲んだ何人の人々

■ものタグアプリ:コネクト・ワンが提供するもの整理のツール。
ICタグとアンテナの入ったシールやコインのようなチップ、クリップなどを購入登録するとアプリでタグに自分の持ち物や書類整理の情報をクラウドに登録して、iPhoneをかざすと自分の声や説明テキストをしゃべる。

3.休憩とお茶・・・15時に中締め
 森尻さんからお茶の紹介:紅茶 ダージェリン ファーストフラッシュ
※マーがレッツホープ スプリングティライト
  春摘の紅茶で、緑茶に似た薄い黄緑色でお茶の花と若草の香りが感じるものでした。

4.個別相談 
・今回は大半が個別指導とグループ体験、全体での新しいアプリ体験もみんなで体験しできた。

5.関連イベントなどご案内
・メジカラサロン次回は、7月27日(土):見えなくても動画が撮れる!?
8月24日(土)手紙を書こう!ミニ講座;青木貴子様 第4土曜開催
 ・第14回JRPS網膜色素変性フォーラム(2019年6月30日)のご案内
日時:2019年6月30日(日) 10時~12時(開場9時15分)
会場:KFCホール
(東京都墨田区横網1-6-1 国際ファッションセンタービル3F)
講演:
1.:藤波 芳(東京医療センター{感覚器センター})
「網膜色素変性治療に関する世界の動き-診断から治療までの一体的診療-」
2.:三浦 玄(千葉大学)
「網膜神経保護の試み」
3.:堀田喜裕(浜松医科大学)
「網膜色素変性の遺伝子診断におけるメリットとデメリット」

オーガナイザー:
角田和繁(東京医療センター{感覚器センター})
山本修一(千葉大学)

主催: 公益社団法人 日本網膜色素変性症協会(JRPS)
後援: 厚生労働省、公益社団法人 日本眼科医会、日本ロービジョン学会、
公益社団法人 ネクストビジョン
問合せ: 公益社団法人日本網膜色素変性症協会(JRPS)事務局
(TEL 03-5753-5156)

□感想と今後の希望
・毎回参加して、今日は実際使用しているiPhoneの通話操作、電話帳操作のジェスチャー練習ができてよかった。音楽の活動をしており、これまでの録音だけでなく、動画が取れたら謙譲な人との会話がもっと弾む。動画がとりたい。今日はできるようになったことを人に教えることを体験して、自分自身がかなり確実にできるようになった。アプリの紹介や体験交流は大変良かった。早速ものタグを購入し利用したい。引き続き参加したい。
・自分のスマホの利用法が進むと、同行援護している立場としても知っておくと、アドバイスできたりと理解が進むと思う。
・自分がサポートするとき参考にしたい。
・サポートする人される人が、互いに教えたり教わったりする場とし機能し始めた部分もある。みんなで広げていきたい、
・今後皆さんからもサロンの輪を広げていただきたい。
・機器の購入や契約のモデルがかなり変わったので、中古を含めた情報も提供してほしい。
・広く深い世界があることが分かった。可能な限り、階に参加してサポートしていきたい
・今後、一般の方が視覚障がい者の声掛け・誘導についてのマニュアルやガイドブック、教材動画を作成していきたい。より多くの方に参加していただきたく、サロンやサポーター登録をお勧めください。
・いろいろなつながりを持っていただけるといいなと思う。

※千葉市が進める、「まちなかボランティア」養成講座にて、視覚障がい者の誘導の仕方口座の際のマニュアル作成、テキスト、ビデオ、実演などメジカラネットが協力していくこととなりました。8/4のボランティア交流イベントなどでの実践イベントも協力していきますので、サポーター、視覚障がい者の参加者の声掛け、参加登録のご協力をお願いします。

支援いただいた方々に感謝申し上げます。以上