第44回 メジカラサロン 開催報告書
日時 2023/7/15(土) 13:00~15:45
場所 千葉市緑区社会福祉協議会 2階大会議室
参加者数 会場 11名 オンライン参加 15名 計26名 外
(うち視覚障碍者 4名 )
千葉市緑区地域活性化支援事業補助金の対象事業、千葉市教育委員会の後援をいただいて開催実施
〇開会あいさつ 13:20~13:24 奥山代表、山本さん、 今回はオンライン環境が悪く開催時間が遅れる。
〇13:24~13:45 米井先生(オンライン参加)
防災アプリ→ 災害時に活用し、自分を守り天災、災害を回避するため。
防災アプリをインストールしてみよう。
会場参加者、オンライン参加者が先生と画面共有し、AppuSutoaで追加防災アプリを探すを先生が解説。
防災アプリは、ヤフー防災、NHKニュース・防災 他。
〇13:45 岡根さん
ハザードマップを見てみよう。
国土地理院、重ねるハザードマップを会場モニターとオンラインで画面共有して確認する。
サイトの使い方の解説。
会場参加者のご自宅周辺を、洪水、土砂災害、高潮、津波、道路地形などの災害予測を見る。
特に危険性は見られなかったが、暴風は油断しない方が良い。
〇14:00 加納基成先生
毎日どこかで災害が起きている。ハザードマップ以上にすごく、起きてからでは間に合わない。
一定以上に雨が降ると、氾濫する。
浦安市では、洪水との闘いで、2階に舟があった。
6月初めの台風2号で、取手市で600世帯が床上浸水した。
レベル3、早めに避難、レベル4、避難指示、
災害に強い人はいない。絶対に大丈夫な人はいないのが、自然災害である。
避難所開設などの、情報を得るために危険情報メールを活用する。
〇14:35 体験コーナー
会場参加者の晴眼者が、視覚障害者を誘導体験
狭い通路、上りの段差、下りの段差、溝をまたぐ、デコボコ道を暴風雨の音を入れながら、誘導体験する。
会場参加者の晴眼者がアイマスクをして、誘導される体験。
会場参加者の視覚障害者が、狭い通路、上りの段差、下りの段差、溝をまたぐ、デコボコ道を暴風雨の音を聞きながら、誘導される体験。
〇15:10 避難所運営ゲーム
避難者想定カードを読み上げ、避難所とされた学校の建物内に避難者を会場参加者が割り振るゲーム。(教室、音楽室、図工室、保健室、体育館、運動場、等々)
・避難者想定カード 76歳 男性 心臓病の持病があり、ケガをしている。
割り振る場所 1階の教室、出入りしやすい所。
・避難者想定カード 40歳ご夫婦とその家族 78歳の母親、20歳の息子、102歳のおばあさん(歩行困難)お薬を持ってこなかった。
割り振る場所 体育館 お薬を早めに発注する。
・避難者想定カード 40歳ご夫婦 視覚障害者で盲導犬を連れている。16歳息子は健常者。
割り振る場所 1階の教室。
・避難者想定カード 民生委員。
割り振る場所 体育館。
等々
加納基成先生から
避難所は、早めに準備する。避難所に来る人には、早く休んでもらう。
参加者 緑区2名 稲毛区1名 若葉区1名 オンライン参加者6名 外
感想・意見
・避難所に来る人には、外国人、宗教の違い、食べ物の違い等色々な人が来る。今までに経験したことのないような災害が起きている。
・内水氾濫は、見る見るうちに水がたまり、水の処理よりも内水氾濫が起こる。
・住んで居るところが、役所やコミュニティセンターの近くなので、災害について余り気にしていませんでしたが、色々勉強になりました。
視覚障害者の誘導体験は、これからも勉強したいと思いました。
防災アプリも、これから活用します。
・本日は大変勉強になりました。有難うございました。
・誘導体験は、初めてでした。今まで視覚障碍者へ関心が低く、声のかけ方、手引きの方法、等全く分かりませんでした。今回の体験を機に勉強
して行きたいと思いました。災害、防災についても、自分のところは大丈夫と思わず、常日頃から防災グッツを用意し備えたいと思いました。
次回開催予定
開催日 2023年 8月26日(土曜日) 12時30分受付開始。 13時から15時30分 千葉市文化センター第5会議室にて、第45回
メジカラサロン「バリアフリーに災害を考える会」
(千葉市教育委員会後援、千葉市中央区地域活性化補助金の支援を受けて開催、)
サロンに参加していただいた皆様方、開催にあたり様々なご支援をいただいた方々、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。引き続きよろしくお願い致します。