日時:2021年3月13日(土曜日)13時から15時
場所:Zoomによるオンライン会場とリアル会場のハイブリッド開催
※リアル会場:〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3丁目9番13号 Y・Sビル 5階
参加者:14名(リアル6名、オンライン8名)/うち、視覚障がい者6名
①挨拶
(13時04分 から13時18分)
・参加のお礼(奥山)
・外出自粛延長対応とハイブリット開催
◆自己紹介(スタッフを含む)
・参加者声出し確認
◆講習概要
・防災に役に役立つ情報源、アプリ、iPhoneの機能
②iPhone・スマホの防災に役に立つ機能・防災関連情報源(米井さん)
(13時18分 から13時54分)
◆災害伝言ダイヤル(171)
・伝言を残してシェアする。災害時にしかオープンしていないが、毎月1日と15日は平時でも使えるように開放される。固定電話、公衆電話、携帯電話で使用可能。
*録音
① 「171」に電話をかける。
② ガイダンスに従い、指定の番号を押す。
「1」:暗証番号なし
「3」:暗証番号あり(電話番号のあと、4桁の暗証番号を入れる)
③ 伝言をしたい相手の電話番号を入れる。
④ プッシュ式の場合は「1」を押す。
⑤ メッセージを入れる。
*再生
① 「171」に電話をかける。
② ガイダンスに従い、指定の番号を押す。
「2」:暗証番号なし
「4」:暗証番号あり(電話番号のあと、4桁の暗証番号を入れる)
③ 伝言を再生したい相手の電話番号を入れる。
④ メッセージが再生される。
⑤ プッシュ式の場合は「3」を押すと追加録音ができる。
◆質問
・災害用キットについて
⇒大手3社が提供している伝言・安否確認するソフト。
(編集者注:「災害用キット」はドコモ提供のサービス名称。auは「au災害対策アプリ」、ソフトバンクは「災害用伝言版」)
機能としては「災害用伝言版」、「災害用音声お届けサービス」がある。音声や文字情報でメッセージを残すことができる。
キャリアをまたげるかキャリア限定かは未確認だが(編集者注:後で調べたところ、キャリアをまたいで相互利用できるようです)、家族で緊急連絡先として共有しておくのもよい。
・各種アプリのカスタマイズについて
⇒NHKの災害情報は重要なニュースが埋まってしまわないよう、カスタマイズをすべし。
Yahoo! に関しては3か所まで登録可能(現在地を除く)。
・近所の人にずっとついてもらうわけにもいかない。目が不自由でも避難先にて自力でできることは何か。
⇒自力でできるとしたらアプリを利用して文字情報を手に入れるくらい。
まず配給物などの情報を書いた掲示物を確認。iPhoneのカメラは紙がカメラ内に収まっているかガイドしてくれるため、紙と壁の境目がはっきりしていれば読み取れる。
③個別相談コーナー(米井さん、田村さん)
(13時54分 から14時37分)
・iPhoneやアプリのことなど。必要に応じてブレイクルームにて個別対応。個別対応を行った項目は以下のとおり。
・Envision AIの他言語読み上げ回避
・Zoomの入退出練習
・モバイルバッテリーについて
・また、相談コーナー後に障害者手帳の写真データを手帳同様に使用できるアプリ「ミライロID」の話題が出た。ちょうど本日3月13日(土)より、JRにおいても「ミライロID」が手帳として使用できるようになったためである。
◆感想
・いろいろなことを相談できてよかった。
・手伝いが必要だった方が一人でZoomに入室できるようになってきた。今後も繰り返し練習してほしい。
・毎回聞きかじりなので、ちゃんと参加したい。
・初めて来たが、とても勉強になった。
④ストレッチ(依田さん)
(14時37分 から14時50分)
◆グーパートントンニコニコ体操
・いつでもどこでもできる。
・手の経絡をたたく。手は第2の脳。心臓のポンプの役割を果たす。
・楽しく歌いながら行うとより効果的。一度に2つのことを行う「デュアルタスク」は脳活性化につながる。
1.手のひら
① 足を内肩幅に開いて立つ。
② あごを引く。
③ 体の中心に沿って上下するように右手を動かす。
④ ③を8回繰り返す。
⑤ ③を左手に変えて行う。
⑥ ⑤を8回繰り返す。
⑦ ③を2回、⑤を2回行う。この動作を4回繰り返す。
2.小指側面、親指側面
① 両手を軽く握り、手のひらを上に向ける。
② ①をお腹の前に構える。
③ 水平にこぶしを動かし、小指側面同士を叩く。
④ ③を8回繰り返す。
⑤ 手の甲を上に向ける。
⑥ ⑤をお腹の前に構える。
⑦ 水平にこぶしを動かし、親指側面を叩く。
※骨同士が当たらないよう、少しずらす。
⑧ ⑦を8回繰り返す。
⑨ ①から③を2回、⑤から⑦を2回行う。この動作を4回繰り返す。
3.親指と人差し指の間(虎口)
① 手の甲を上に向ける。
② 手を水平に動かし、左手の親指と人差し指の間に、右手の親指と人差し指の間を差し込む。
③ ②を8回繰り返す。
④ 手を変えて②を行う。
⑤ ④を8回繰り返す。
⑥ ②を2回、④を2回行う。この動作を4回繰り返す。
最後に手をぶらぶらさせる。手を徐々に止めていき、最後は深呼吸。
⑤中締め
(14時50分 から14時58分)
◆次回の案内
3月27日(土曜日)
iPhoneの機能とアプリについてまとめ
※当面Zoomによるオンライン会場とリアル会場のハイブリッド開催を想定しております。4月は4月24日(土曜日)に開催する予定です。
*幹事会
(15時02分 から15時30分)
※本日は荒天。落雷で一時停電し、リアル会場のWi-Fiが落ちた。県内の何か所かで停電したようで、オンラインで参加していたスタッフ宅も一瞬停電した。
◆課題・連絡
・防災に役立つ機能アプリや情報ソースについての提言書をまとめていきたい。ご協力をお願いします。
市の防災課などに働きかけ、防災マニュアル等に盛り込んだ方が良い配慮事項を提言する。例えば以下のようなことを考えている。
・災害下における目の見えない人の誘導方法
・情報を得るために役立つアプリ
・避難場所での掲示物作成ガイドライン(QRコードを付ける、WordやExcelの標準的なテンプレートを作るなど)
=来年度のサロンのテーマの1つ?
・コロナ対応の中での視覚障害者の声かけ、誘導のお願い
=日常の公共の場所での声掛け助け合いのできない日本人といわれているが、あなたは?
・その他、運営に関わる事務連絡。
主催者・事務局から
・とても有意義な会だった。
・参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ご支援ありがとうございます。
以上