第36回メジカラサロン報告書

日時:2022年9月10日(土)13:30~15:50
場所:ほのぼの亭
住所:千葉市若葉区中田町2378-9
◆この事業は、千葉市若葉区役所地域づくり補助事業の一環として開催
 ◆ほのぼの亭のご協力により開催
◆災害の時に役立つグッズを展示
参加者:14名(うちオンライン参加3名)うち視覚障がい者4名
<会場の様子>

■進行内容
13;20
1 参加者確認:紹介
2 オリエンテーション
3 会長挨拶、開催目的、団体紹介、寄付のお願い
13:30  講演Ⅰ(IT講座)
講師:米井昭夫 様(オンライン参加)
1. 防災アプリ紹介 iPhone中心に
「特務機関NERV(ネルフ)防災」:視覚障害に関しては一番使える
「ヤフー防災速報」「NHKニュース・防災」
2. 防災速報の設定(ヤフー防災速報)
画面下にある防災手帳マーク→避難場所リスト
各避難場所の災害種類別の対応可不可が読めるようになった
現在地連動オンにするのがおススメ
避難時のバッテリー問題大切
14:00  講演Ⅱ 
講師:加納基成 様
(特非)ディープデモクラシー・センター副代表理事
災害支援ネットワークちば(CVOAD)代表
〇アプリ紹介 ウィンディというのがある
〇令和元年台風15号からちょうど3年が経った
 産経新聞が、3年後の今を伝える記事を発信している(ヤフーニュースに記事有)
 今年は台風の災害が来そうな気配
〇当時の被災状況(加納先生の自宅周辺も被災)
  小屋がつぶれていて周囲の景色が変わっているほど
 電線は切れている ファミレス「とんでん」壁がなくなって何の建物か分からない
〇各市町で災害ボランティアセンター立上げ
  ~災害支援とボランティアの存在 阪神で見える化した
 災害対策基本法にボランティアとの連携が明記されている
〇千葉県で想定される災害は多様
  今までは災害が少なく、例えば瓦の載せ方が他地域より甘い
〇ハザードの意味 ウィキペディアでは「危険のサイン」等
 これを地図上で表現したものが「ハザードマップ」
〇内閣府で提供のサイトから各地のハザードマップにアクセスできる
 複数の災害種類のマップを重ねることも出来る
 NHK全国ハザードマップ のサイトもある
〇自然災害伝承碑の場所も見ることが出来る
 房総沖にいくつかあるが、元禄地震以降最近までのものは無い

〇会場「ほのぼの亭」周辺のハザードマップを見てみる
ほのぼの亭の場所は、洪水は無い
竜巻は起こったことがある(ほのぼの亭 山田さん)
〇昔の航空写真(年代別)も見られる
 ほのぼの亭周辺は、70年代に住宅開発されている模様
 それ以前も、高根団地のある所は区画がある 果樹園の様に見える
 区画をそのままに宅地化したように見える
〇会場周辺には避難所は無い(住宅自体がそれ程無い)
〇会場周辺、3年前台風15号時エピソード
10日間ほど停電していた
 井戸を使っている家は、停電でポンプが使えなくなるので水が使えない
 水道は通じていた
 冷蔵庫がダメになるので、中の肉を早めに唐揚げにしてしまった人がいた
 トイレを貸し借りしたり、近くの徳洲会病院が風呂を貸したりしていた。
〇地震で家にいられないときの避難
 災害救助法が適用されれば避難の予算が付く
 自主避難に予算措置は無い 自分で用意が基本
〇参加者の話 ケータイ繋がらない、テレビ見れない、信号点かない
〇都賀地区はハザードマップに出てくる情報が無い 安全?
  ~その割には、若葉区の高齢化率千葉市内で一番高い
〇上からくる災害は、ハザードマップには書き込めていない
 竜巻、大雨  風関係は出てこない 車が飛んでくるとか
  →自分事としてハザードマップ見てみるのが大切
 
15:20頃から
◆簡単に災害時便利グッズなど (山本さん)
 暗いところを照らすライト(手が空くように頭などに装着できるもの)
 食べ物は只でさえ気持ちが落ち込むので、食べて楽しめるもの
◆オンライン参加者感想
 自分でも、重ねる機能のあるハザードマップ、調べてみたい
15:50 終了
◆次回の案内・今後の予定
9月17日(土)13:30より  花見川区 畑コミュニティセンター
10月15日(土)花見川区 幕張コミュニティセンター
◆お知らせ

1.千葉市視覚障害者協会でiPhone講座あります
 
2.メジカラネット協賛 イベント  副代表のやまもと俊子 出演!
 2022千葉市フェアトレードタウン推進
チャリティーコンサート&トークショー
 9月23日(金)14:00~15:45(開場13:30)
 会費 3,500円(フェアトレードドリンク&商品付き)

主催者・事務局から
・参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ご支援ありがとうございます。